後日同じ現場に行ったら吹き抜けの所に手すりとすのこが付いていました

手すりとすのこが付く前はこんな感じで

梁があるだけでした

ここにすのこのようにタモという木の角材を取り付けていきます

ちょっと写真が見にくいですが角材を実際に当てて割り付けをしていきます

CADで大体の本数や間隔は割り出せるのですが実際に施工するとなると微妙に違ってくるので現場で棟梁に割り付けをしてもらいます

ここには角材を25本くらい使ったのですが1㎜間隔が違えば最終的に約25㎜くらいの誤差が出てくるのでコンマ数ミリずつ調整して均等に間隔が空くようにして最後の一本がきれいに納まるようにしていきます

そして出来上がりがこちらです！

すのこの部分はきれいに養生されていたので見えませんでした…

美装が終わってから見られるのを楽しみにしておきます

手すりもきれいに出来上がっていて

留もよくついてます

今回はビスで木をとめているのですがビスの頭をダボという木の丸棒で埋めています

留のきわに小さい丸が見えるでしょうか？それがダボです

これも全部現場で棟梁が加工してくれました

CADで線を引くのは一瞬ですが、実際にそれを形にしてもらうのに長い時間と目立たないけれど丁寧な仕事が隠されているのに毎度のことながら感心し、感謝しています

造作工事完了ありがとうございました