今回はウッドデッキの作り方をご紹介したいと思います
最近は樹脂製のウッドデッキ等もありますが今回は木造のウッドデッキです
この掃き出し窓の前に作るのですが、最初に丁張りという作業をします
丁張りとはウッドデッキの高さや位置の基準を出す作業で、これがずれていると
ななめのウッドデッキができたりするのでよく考えて作業していきます
まずウッドデッキより外側の位置に杭を立てます
銀色の筒は水盛り缶という道具で透明のチューブが付いています
この中に水を満たしてやるとチューブの中に水が流れていきます
そうすると筒の中の水面とチューブの中の水面の高さが同じ高さになり水平が出るという昔ながらの道具です
缶の位置を変えたら高さが変わるのでなるべく平らな位置にセットしたら動かせません
あと水をこぼさない、チューブが折れないようにする等いろいろ注意しながら水平を出していきます
今はレーザーで水平が出せる機械もあるのですがウッドデッキ作りのときはこっちのほうが使いやすいです
四本の杭にチューブを持っていき水面の位置に印をつければ水平が出せます
これを基準に杭にウッドデッキの天板や大引きの高さを墨出ししていきます
その墨にあわせて板を打ち付けて
水糸を引っ張れば丁張が完了です